橋本の緑と安心を守る会

神奈川県立相原高校の樹齢100才になるクスノキと 広域避難場所である同校の豊かな緑地の保存を求めて活動している 市民グループです

2021.2/26 大いなる矛盾「かながわ生物多様性計画」  「相模原市生物多様性に配慮した自然との共生に関する条例」

相模原市と神奈川県は以下の通り条例や計画を上げています。

しかし、旧相原高校の現状は、ほとんどの樹木が伐採されてしまいました。 

 

第3条 

市、市民等及び土地所有者等は、本市の恵み豊かな自然と多様な都市機能が共生する特徴を念頭に置き、次に掲げる理念を共有して取組を推進するものとする。

(1)

みどりは、良好な自然環境を形成するための重要な基盤であり、

生活環境に安らぎと潤いを与えるとともに、

生物の貴重な生息又は生育の場であることから、

将来の世代へ継承すべきものとして保全等をすること。

 (2) 

生物多様性保全利用を推進することにより、人と自然が共生するまちづくりに努めること。

 (3) 

自然環境と多様な都市機能の調和を図り、みどりの保全等及び生物多様性保全利用を推進するため、多様な主体が相互に連携し、及び協力すること。

 

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検索語「生物多様性」→例規一覧No.1クリック

相模原市生物多様性に配慮した自然との共生に関する条例

 

かながわ生物多様性計画

第2章 生物多様性の現状と課題

(3)各エリアの現状と課題

エ  都市・近郊エリア(多摩丘陵相模野台地)P12

 

県では、これまで都市に残された自然環境を保全するため、
地域性緑地の指定や都市公園の整備を進めてきたほか、

環境影響評価制度や市街化調整区域等における

土地利用調整条例の運用などにより

土地利用に当たっての環境配慮を進めてきました。
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/12260/815407.pdf

 

自然破壊、環境破壊、生物多様性条例違反そのものです。

大量樹木伐採により、鳥や虫の棲みかを奪い、

生物多様性を声高に言う真逆行政です。

今回、相模原市は、伐採現場に立ち会いませんでした。

これでは、相模原市の緑はなくなるばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記念植樹石碑、プレートが放置された挙句、こっそり撤去

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国際児童年記念植樹プレート 2019年3月16日K.E氏撮影

 

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国際児童年記念植樹プレート

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2020年3月31日K.E氏撮影

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第13回卒業生記念植樹石碑

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第13回卒業生記念植樹石碑が放置、撤去された場所

 

 

 

相模原市への要望と回答

相模原市長 本村賢太郎様 水みどり環境課長様 リニア駅周辺まちづくり課長様 

 

2021年1月15日 橋本の緑と安心を守る会 

 

 

相原高校跡地のシンボルツリー・クスノキ他、現存する 

樹木全ての伐採中止を求める要請書 

 

<要請項目>

 

1. シンボルツリークスノキの保存について住訴訟を提訴しました。

故に結審するま で伐採ないこと。

2. 現存する樹木は県民・市民の貴重な自然財産ある故に伐採しないこと。 

 

<要請主旨> 

  • 会では先の住民査請求の却下・棄却を受け地方自治法第 242条の2基づき、 2021年1月13日に横浜地方裁判所へ提訴しました。(横浜地方裁判所、第1民事部受 票写し添付

これは日本国法に保障された国民の権利を行使した訴訟であり、少なくとも結審す るまでは当事者(クスノキ)を伐採することは許されません。万一そのような行為に んだ場合、法的・社会的責任が課せられることを申し添えます。 

  • また、現存する念樹(国際児童年)等の樹木は県民市民の公共財産です。今まさに SDGs 、脱炭素社会への大転換が求められ、国際的・国家的にも喫緊の課題であり、樹 木を守り、歴史・教育的足跡を刻むシンボルツリーを守ることは、県政市政、県市民 の次世代への責務です。 

※以上、回答は1月30日まで文書にお願いたします。 

 

 

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市からの返答

 

 

FNo.0.4.2 令和3年1月29日 

相模原市長 本村賢太郎 

 

相原高校地のシンボルツリー・クスノキ他、

現存する樹木ての伐採中止を求める 要請書につて(回

 

御要請につきましては次のとおりお答えたします

 

スノキの保存にかる住民訴訟が結審するまで採しないこと

現存する樹木は県・市民の貴重な自然財産である故に伐採しないこと。 

原高校跡地に残る樹木を含めた物件の所有者は神奈川県であり

伐採等にかかる対 応につきましては、神奈川県が決定することとなります

お手数です神奈川県に御確認くださるようお願いします。 

(リニア駅周辺まちづくり課) (水みどり環境課

 

以上 

 

事業担:リニア周辺まちづくり課 

042-707-7047(直通) フォームメール:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/cgi-binicontact.cgi?mail=64050000 事業担:水みど境課 

042-769-8242(直通) フォームメール:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/cgi-bin/contact.cgi?maii%3D52150000